【タンヤオ病】牌効率を無視してタンヤオに向かっても良い条件を解説!【向聴戻し】

タンヤオ難易度の低い手役の代表です。すなわち狙いやすい手役ですが、それゆえにタンヤオ病などと揶揄されるプレイヤーも多く存在します。

タンヤオは無理に狙いすぎると痛い目に遭うこともあり、注意が必要な手役でもあります。

今回は牌効率を無視してタンヤオに向かっても良い条件を解説します。

リリィ
リリィ

タンヤオは攻撃力が高いけど、守備力は低いよね…!

ルーク
ルーク

無理に狙うとハイリスク・ローリターンになるかも…!

★この記事で得られること★

  • タンヤオ病とは何かがわかる
  • 牌効率を無視してタンヤオに向かっても良い条件がわかる

タンヤオ病とは

タンヤオ病とは、タンヤオを強引狙いすぎてむしろアガリ率が低くなったり、手牌から1・9字牌が無くなることで放銃率が上がってしまうことを指しています。

強引に狙う」とは、いわゆる向聴戻しの選択をすることです。

向聴戻しとは、一時的にテンパイから遠ざかる選択を指しており、手役打点を付ける意図で行うことが多いです。

すなわち向聴戻しは、少しの速度を犠牲にして、鳴きヤミテンを使える手組にしたり、高打点のアガリを狙うためにする行為です。

次章からは、牌効率を無視してタンヤオに向かっても良い条件について解説します。これは向聴戻しをしても良い条件、と言い換えても差し支えありません。

リリィ
リリィ

健全な進行と、タンヤオ病と呼ばれてしまう進行、どこが違うのかな?

ルーク
ルーク

次章から解説するよ!

向聴戻しをしても良い条件

1ブロック以外すべてタンヤオ

まず絶対条件と言っても過言ではないのが、1ブロック以外がすべてタンヤオの牌になっていることです。つまりそのブロックさえ無ければタンヤオがくっきり見えることです。

図1のように1・9字牌が2ブロック以上に使われていたり、1・9字牌の暗刻がある牌姿からタンヤオを狙うことは、基本的に無いと考えて問題ありません。

図1 基本的にタンヤオを狙わない牌姿
リリィ
リリィ

ツモ次第で…ということはあるけど、かなり都合の良いツモが必要!

ルーク
ルーク

暗刻を丸ごと切っても許されるのは、他の色でチンイツが見えるときくらい?

孤立牌がすべて優秀な牌

こちらも絶対条件に近しいものですが、孤立牌がすべて3~7の優秀な牌であることです。

図2の牌姿では、9mトイツ以外がすべてタンヤオの牌になっています。そして現状はターツ不足ですが、マンズの4連形3p・7p・4sなど孤立牌がすべて3~7の優秀な牌です。

図2 9m以外がタンヤオ牌

図3はMortalによる解析結果ですが、東1局・北家・3巡目・ドラ1pとした場合は打9m一択でした。

図3 東1局 北家 3巡目

ただし孤立牌の7p8pに変えて解析したものが下記の図4ですが、この場合は打8p一択でした。

弱い孤立牌を残してまで打9mとするのは、タンヤオを狙いすぎです。牌効率を犠牲にしすぎており、タンヤオ病の疑いがあるので注意しましょう。

図4 7pを8pに変更

次は図5のような5ブロックで一向聴の牌姿です。先ほどは孤立牌だった3p7pが、4-7pターツに変わっています。

図5 5ブロックで一向聴の牌姿

こちらも東1局・北家・3巡目・ドラ1pとしたところ、結果は図6の通り打9m一択でした。

図6 二向聴戻しの打9m推奨

4s6mを切って一向聴に取ることもできますが、二向聴戻しの打9mが推奨されています。

その理由は、3巡目ならタンヤオ・ピンフ・一盃口などを付けて、高打点のアガリを無理なく狙えるためです。

  • タンヤオを狙って向聴戻しをする場合は、孤立牌がすべて3~7の優秀な牌であること。
  • 弱い孤立牌を残してまでタンヤオを狙うのは、タンヤオ病の疑いあり。

巡目が早い

ここからは絶対条件ではないものの、向聴戻しをやりやすい条件を挙げます。

1つ目は巡目が早いことです。

先ほどまで東1局・北家・3巡目でしたが、その条件を東1局・北家・8巡目に変更して解析したのが図7です。

図7 打4sと打9mが拮抗

結果は一向聴に取る打4sと、向聴戻しの打9mが拮抗しています。このように巡目が遅くなるにつれて、素直に一向聴に取る選択が有力になります。

向聴戻し巡目が早いと実行しやすくなります。目安としては、5~6巡目までなら思い切って向聴戻しをしても良いと考えましょう。

  • 向聴戻し5~6巡目までを目安に行う。

愚形ブロックがある

2つ目は愚形ブロックがあことです。

図8は東1局・北家・8巡目の条件のまま、4-7pターツカン5pターツに変更しています。

図8 4-7pターツをカン5pターツに変更

結果は二向聴戻しの打9mが優位となりました。

タンヤオにすると鳴きが使えるようになるため、特に愚形ブロックがあるとき向聴戻しをしても速度が遅くなりづらいです。

  • 愚形ブロックがあるときは、喰いタンにすれば向聴戻しをしても速度が遅くなりづらい。

まとめ

  • タンヤオ病とは、強引にタンヤオを狙いすぎてアガリ率や放銃率を損ねること。
  • 向聴戻しとは、一時的にテンパイから遠ざかる選択を指す。
  • 弱い孤立牌を残してまでタンヤオを狙うのは、タンヤオ病の疑いあり。
  • 向聴戻し5~6巡目までを目安に行う。
  • 愚形ブロックがあるときは、喰いタンにすれば向聴戻しをしても速度が遅くなりづらい。

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