麻雀では「リャンメンを大事にしよう」と教わることが多いですが、リャンメン待ちが最もアガりやすいかと問われたら、一概に「Yes」とは言えません。
今回は麻雀の5種類の待ちとその発展形について解説します。

リャンメン待ちは幸せの形!

それ最近よく聞くけど、誰が言い出したんだろう…
★この記事で得られること★
- 5種類の待ちがわかる
- それぞれの待ちの特徴がわかる
アガリ形とテンパイ形
まず大前提として、麻雀の基本のアガリ形は4メンツ+1雀頭の14枚です。

そしてテンパイ形は13枚であり、4メンツ+1雀頭から1枚不足した形になっています。よってテンパイ形は3メンツ+1雀頭もしくは4メンツ+0雀頭となります。

したがって待ちは、ターツやトイツがメンツ化するパターンと、単騎の牌が重なって雀頭になるパターンに分けることができます。
ターツとは、あと1枚でシュンツ化する2枚組の総称です。


リャンメン待ちのときのテンパイ形は、3メンツ+1雀頭になってるってことだね!

リャンメンターツがメンツ化すると、4メンツ+1雀頭ができてアガリ形が完成するよ!
5種類の待ち
待ちには下記の5種類があります。
- リャンメン待ち
- カンチャン待ち
- ペンチャン待ち
- シャンポン待ち
- 単騎待ち
リャンメン待ち
1つ目はリャンメン待ちです。
2~8の牌の中で連続した数牌の2枚組をリャンメンターツと言います。

例えばソーズの45を持っていた場合、ソーズの3か6が来たらメンツが完成します。したがってリャンメンターツの受け入れ枚数は2種8枚です。

カンチャン待ち
2つ目はカンチャン待ちです。
真ん中が空いている数牌の2枚組をカンチャンターツと言います。

例えばマンズの13を持っていた場合、マンズの2が来たらメンツが完成します。したがってカンチャンターツの受け入れ枚数は1種4枚です。

ペンチャン待ち
3つ目はペンチャン待ちです。
端の数牌の2枚組をペンチャンターツと言います。

例えばピンズの89を持っていた場合、ピンズの7が来たらメンツが完成します。したがってペンチャンターツの受け入れ枚数は1種4枚です。

シャンポン待ち
4つ目はシャンポン待ちです。
まず前提として、同じ牌の2枚組をトイツと言います。
例えば西のトイツを持っていた場合、西が来たらメンツが完成します。したがってトイツの受け入れ枚数は1種2枚です。

そして本題のシャンポン待ちですが、これは3メンツが完成しており、残りの牌がトイツ2組になっている形です。
シャンポン待ちは、トイツの牌のどちらが来てもアガることができます。アガった際には一方が雀頭、もう一方がメンツになります。

例えば8pと1sのシャンポン待ちの場合、受け入れ枚数は2種4枚です。
単騎待ち
5つ目は単騎待ちです。
これは4メンツが完成しており、あとは雀頭ができればアガれる形になっている場合の待ちです。

例えば西の単騎待ちの場合、受け入れ枚数は1種3枚です。
例外として、チートイツは4メンツが完成していなくても必ず単騎待ちになる手役です。


受け入れを見るとやっぱりリャンメン待ちが優秀に見えるね!

それなら受け入れ以外の要素も比較してみよう!
各待ちの特徴
5種類の待ちについてそれぞれ、受け入れ枚数、待ち牌の種類、出アガリのしやすさを【◎○△×】の4段階で評価しています。
出アガリのしやすさについては、スジや壁ができるか、字牌やスジ1・9牌待ちが可能か、という点で評価します。

ここでスジと壁について補足します。
まずはスジですが、これはリャンメン形で待ちになる牌を示す概念です。
スジは「1-4」「2-5」「3-6」「4-7」「5-8」「6-9」の6種類あります。
そして「1-4-7」をイー・スー・チー、「2-5-8」をリャン・ウー・パー、「3-6-9」をサブ・ロー・キューという具合にそれぞれ呼称しています。

次はカベですが、別名でノーチャンスとも呼ばれます。これは特定の牌が4枚すべて見えている状態を指しています。
そしてカベの外側の牌は、絶対にリャンメン待ちには当たらないという性質を持っています。

例えば3sが4枚すべて見えている場合を考えます。
このときは他家が3sを使ったターツを作ることはできません。言い換えると他家が23sまたは34sという形で保有している可能性がゼロになります。
すなわち3sの外側である1sと2sは、絶対にリャンメン待ちには当たりません。

スジとカベは守備力を鍛えるときに必要な知識だから覚えておこう!
受け入れ枚数
受け入れ枚数については、やはりリャンメン待ちが圧倒的に優秀です。
リャンメン待ちは他の待ちよりも2倍かそれ以上の受け入れ枚数があります。
★受け入れ枚数★
- リャンメン:2種8枚【◎】
- カンチャン:1種4枚【○】
- ペンチャン:1種4枚【○】
- シャンポン:2種4枚【○】
- 単騎:1種3枚【△】
待ち牌の種類
待ち牌の種類については、2種類あるリャンメンとシャンポンが比較的優秀です。
★待ち牌の種類★
- リャンメン:2種8枚【○】
- カンチャン:1種4枚【△】
- ペンチャン:1種4枚【△】
- シャンポン:2種4枚【○】
- 単騎:1種3枚【△】
出アガリのしやすさ
出アガリのしやすさについては、総合的に見るとシャンポンや単騎が優秀です。
★出アガリのしやすさ★
- リャンメン:スジや壁ができない/字牌やスジ1・9待ちが不可能【×】
- カンチャン:スジや壁ができる/字牌やスジ1・9待ちが不可能【△】
- ペンチャン:スジや壁ができる/字牌やスジ1・9待ちが不可能【△】
- シャンポン:スジや壁ができる/字牌やスジ1・9待ちが可能【○】
- 単騎:スジや壁ができる/字牌やスジ1・9待ちが可能【○】
リャンメン待ちだと当然ですが、スジや壁ができることはなく、字牌で待つこともできません。
カンチャンやペンチャン待ちは、スジや壁ができることでリャンメン待ちよりも出アガリが期待できます。
シャンポンや単騎待ちは、スジや壁ができることに加えて、アガりやすいとされる字牌やスジになっている1・9牌で待てることが特に優秀と言えます。
しかしリーチの捲り合いになったときなどは、単純に受け入れ枚数が多いリャンメン待ちが有利になります。そのため他家と手がぶつかる局面では、リャンメン待ちの方が出アガリの期待値が高くなります。

基本的にはやっぱりリャンメンが有利だね!

ボクは字牌で待てるからシャンポンや単騎待ちも好き!
待ちの発展形
最後は待ちの発展形です。
基本的な待ちは先述の5種類ですが、これらを複合した待ちになることが多々あります。

上記の牌姿の待ちは何でしょうか。
まず2sを暗刻と見た場合は8mが雀頭となり、2-5sのリャンメン待ちになります。
続いて234sをメンツと見た場合は、8mと2sのシャンポン待ちになります。
したがってこの牌姿の待ちは2-5s・8mでした。

次は下記の牌姿です。待ちは何でしょうか。

まず2sを雀頭と見た場合は、カン3sのカンチャン待ちになります。
続いて2sを暗刻と見た場合は、4sの単騎待ちになります。
したがってこの牌姿の待ちは34sでした。

これらの牌姿のように、複合形があると待ちの種類も複合することがあります。
多面待ちだけど何待ちかわからない…という状況に陥った場合は、リャンメン待ちなら○○待ちがある、単騎待ちなら○○待ちがある…といった具合に考えてみると整理しやすくなる方もいらっしゃいます。
考え方の一つとして覚えておいて損はありません。

多面待ちのときは待ちの種類がヒントになるんだ…!

7枚形くらいまでは記憶しちゃうのがオススメかな!

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