牌効率とは最速テンパイを目指す打ち方であり、牌効率に沿って手を進めることを手なり進行と言います。
手なり進行においては孤立牌から切っていきますが、孤立牌の切り順については下記の記事で解説しています。

そして今回は、孤立牌をすべて切り終えた後の進行について解説します。
これは牌効率の基礎とも言える内容であり、上記の記事と同じく必ず覚えるべきものです。
しっかり学んで基礎を固めていきましょう。

5ブロック理論っていうやつだ!

アガリ率の向上に直結する内容だよ!
★この記事で得られること★
- 5ブロック理論がわかる
- ブロック同士の強さが比較できる
5ブロック理論
ブロックとは?
麻雀のアガリ形は4メンツ+1雀頭であり、言い換えると5ブロックで構成されています。

ブロックとは、手牌の中にあるメンツ、ターツ、トイツのことを指しています。また下記のような複合ターツも1ブロックとしてカウントします。

孤立牌の段階ではあくまでもブロック候補であり、ブロックにはカウントしません。孤立牌がターツやトイツに変化したときに、初めて1ブロックとカウントすることになります。
それでは具体的な牌姿を見ていきましょう。
各ブロックを青く囲っていますが、図1は4ブロックの手牌になっています。ブロックが4つ以下の手牌をターツ不足と言います。

次に図2ですが、こちらは5ブロックで構成されている一向聴の手牌です。5ブロックの手牌は、ターツ十分やターツ充足と表すことがあります。

最後の図3は6ブロックの手牌です。
4メンツ+1雀頭を作るためには、ブロックをどれか1つ丸ごと切ることになります。このような6ブロックの手牌は、ターツオーバーと呼ばれます。


4メンツ+1雀頭の候補になる部分をブロックと呼んでいるのね!
5ブロック理論とは?
それでは本題の5ブロック理論ですが、今回は孤立牌をすべて切り終えているという前提があるので、ターツ不足の手牌には触れません。
すなわち5ブロックと6ブロックを比較する内容となります。
そして5ブロック理論とは、最速テンパイを目指すなら5ブロックに構えるのが最も効率的であるという考え方から生まれた言葉です。
改めて麻雀のアガリ形は4メンツ+1雀頭であり、つまりは5ブロックが必要になります。
したがって6ブロックだと余るため、5ブロックに絞ったうえで各ブロックにフォロー牌を付けてあげると受け入れが最大限に広くなる、という考え方が5ブロック理論です。
基本的に5ブロックに構えるのが正解となる場面が多い、と考えて差し支えありません。
6ブロックに構えるのが好ましいケースは、手役を追いたい場面であることがほとんどです。図4の手牌では打8pとして、チャンタ3色と良形リーチ手順を保留しても良い場面です。

それでは普遍的な牌姿で考えてみましょう。
図5は6ブロックの手牌から、ツモ2pでピンズが1メンツ完成した場面です。

7pか9pを切ると6ブロック続行、マンズやソーズを切ると5ブロック進行となりますが、ここは最も弱いブロックであるペン3sターツを切って5ブロックに構えると良いでしょう。

牌効率の観点では5ブロックが最強!

迷ったら5ブロックにすればOK!
ブロックの強さ
ここでブロックの強さを大まかに順位付けすると、下記のようになります。
ブロックの強さ
- メンツ
- 1つしかないトイツ
- リャンメンターツ
- 複合ターツ
- 2トイツあるときのトイツ
- カンチャンターツ
- ペンチャンターツ
- 3トイツあるときのトイツ
メンツ・1つしかないトイツ
メンツと1つしかないトイツは、切ってしまうと明確に4メンツ+1雀頭のアガリ形から遠ざかることになります。
例えば図6の手牌で、タンヤオを目指して出来メンツから1pを切ることは基本的にありません。また唯一のトイツの2sを切ることもありません。

2sを切った後は8mの暗刻から1枚切れば雀頭ができる…と考えるかもしれません。しかし8mはメンツとして機能しており、切ってしまうとテンパイから遠ざかります。
トイツは持っている数で強さが変わり、特に1つしかないトイツを切ることは滅多にありません。
リャンメン・複合ターツ
リャンメンターツやフォロー牌が付いた複合ターツは、強いブロックに分類されます。
図7では唯一カン7pターツが単独の愚形ターツであり一番弱いブロックなので、ここでは打8pが推奨されます。

なお次の瞬間に5p、特に赤5pをツモった場合は必ず4-7pとして採用するため、絶対に外側の8pから切るように心掛けましょう。
2トイツあるときのトイツ
1つしかないトイツを切ることは滅多にありませんが、2つあるときのトイツは優先度が落ちます。
図8は6ブロックで、リャンメンターツが2組、複合ターツのリャンカンが2組、そして単独のトイツが2組となっています。

この場合は、単独トイツの8mか2sのどちらかを切ることが推奨されます。
1mや9pなど複合ターツから選ぶと、6ブロック進行になってしまいます。そしてリャンメンターツは強いブロックなので、図8の牌姿では単独トイツの優先度が最も低くなります。
カンチャン・ペンチャン
単独のカンチャンターツとペンチャンターツはいわゆる愚形ターツであり、弱いブロックに分類されます。
基本的にはカンチャンよりもペンチャンの方が弱いです。
その理由はカンチャンは一手でリャンメンに変化しますが、ペンチャンはリャンメン変化まで二手かかるためです。

他にもペンチャンはタンヤオには使えないといった要素もありますが、カンチャンとペンチャンは残り枚数などの要素ですぐに優先度が逆転するほど微差と思っても問題ありません。
図9はペン3pターツを切るのが推奨されます。

ただし例えば7pが場に2枚切れていて、3pはションパイであるならば、ペン3pを残してカン7pターツを切ることになります。
生牌(ションパイ):場に1枚も見えていない牌
3トイツあるときのトイツ
最後は3トイツあるときのトイツです。
麻雀界には3ヘッド最弱理論という言葉があるほど、3トイツは最も中途半端で弱い形であることが多いです。
図10は6ブロックで8m・1p・2sとトイツが3組の手牌です。トイツには113pのような複合ターツも含まれます。

ここでもやはり5ブロックに絞りたいので1p切りだけは避けて、8mか2sの単独トイツから選んで切ることが推奨されます。
図11は5ブロックで3トイツの手牌ですが、このときは強い形であるリャンメンを固定する打7sが推奨されます。

5ブロックでも6ブロックでも、基本的にトイツが3つあるときはトイツの牌から選んで切ることが多くなります。
ただし何事にも例外はありますので、3ヘッド最弱理論については別の記事で深掘りしていきます。
なおトイツが4つ以上になるとチートイツが見えるため、4メンツ+1雀頭の5ブロックを作ってアガることとは少し異なります。

ブロックの強さを理解したよ!

これをもとに打牌を選択してみよう!
- 手なり進行:牌効率に沿って手を進めること
- ブロック:手牌にあるメンツ、ターツ、トイツを指す
- 5ブロック理論:最速テンパイを目指すなら5ブロックに構えるのが最も効率的であるという考え方


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